泊まれるジオ拠点「Entô」と、隠岐ゲートウェイ「隠岐プラザホテル」が連携協定締結
このたび株式会社海士の運営するEntôは、隠岐プラザホテルグループと連携協定を締結いたしました。

隠岐諸島を代表する2つの宿泊施設が、島の垣根を越えた画期的な連携をスタートします。
島前三島の一つ中ノ島にある、ジオパーク拠点宿泊施設「Entô」(島根県隠岐郡海士町)と、創業50年の歴史を持ち、島後と呼ばれる隠岐の島町で「隠岐のゲートウェイ」として多くの観光客を迎えてきた「隠岐プラザホテル」(島根県隠岐郡隠岐の島町)は、「異なる島だからこそできる価値創造」を掲げ、連携協定を締結。隠岐諸島全体の観光革新に向けて動き出します。
地域に根ざした、新しい観光の形
ポストコロナの状況下、隠岐諸島の観光産業は停滞した状況が続いてます。少子高齢化や若者の島外流出などにより、生産年齢人口が著しく減少し、地域経済の負のスパイラルが進む中、持続可能な地域社会の構築(島づくり)が課題となっています。こうした背景の中、今回両施設で締結した連携協定は、異なる島の2つの宿泊施設が分断された島間、行政間の垣根を越え連携することで、隠岐諸島全体の観光産業の立て直しを図る軸になるべく協働していきます。さらに単なるホテル間の協業を超え、島前・島後の旅行者及び住民同士を繋ぐプラットフォームとしての役割を担うことを目指しております。両施設は、それぞれの地域特性を活かしながら、隠岐諸島全体の魅力を引き出す取り組みをこれから展開していきます。
Entôは「静」をコンセプトに、「ないものはない」をスローガンに掲げる海士町を中心に、カルデラ湾を囲む島前諸島の個性豊かな自然を目の前に「地球にぽつん」と、肩書きも何もない自分に戻ることができる、癒しと自省の時間を創出します。
一方、隠岐プラザホテルは「動」をコンセプトに、隠岐空港を有する【隠岐の島の玄関口】として。また風待ち港としての町の歴史や古くから伝わる祭祀風習を活かした、島の日常と非日常を能動的に体感していくエモーショナルでアクティブな体験を提供します。